トップページ ＞ コラム ＞ 【Vol.1】ワールドベスト100コース

　長く海外ゴルフの仕事をしていると、多くの人に「世界を巡ってどこのコースが一番いいでしょう？」と聞かれます。日本国内であれば、日本オープン開催コース、井上誠一氏の設計コース等ある程度の基準を持ってお返事が可能ですが、海外の場合には時期であったり、使える日数であったりと色々な条件が加わってきます。
　ワールドベスト100コースなどを調べてみると、ゴルフダイジェスト、ゴルフマガジン、アメックス等々、多くの機関がワールド、米国、欧州などのベストコースランキングを発表しています。このようなランキングのうち私にとって全く意味をなさないのが、「パインヴァレー」「サイプレスポイント」「シネコックヒルズ」等のプライベートコースばかりが上位にランクインしているランキングです。こういったコースはメンバーと同伴をしない限りプレーができません。皆さんがご覧になってもプレーもできないコースを自慢されるのは面白くないはずです。それなのに何故このようなコースが上位にランクされるかというと、ランキングに投票をする人たちはそのほとんどがゴルフライター、設計家、ゴルフ関連の事業者などであって、一般のプレーヤーが意見を述べられる場はないからです。
　あまり意味のないランキングを挙げても仕方がないので、最も現実に近いと感じるものを下記に挙げてみました。それが「ゴルフダイジェスト・ワールド100グレーテストコース」です。ペブルビーチ、ウイスリングストレイツ、キンタ・ド・ラゴ（ポルトガル）等の有名コースが抜け落ちているため完璧とは言えないのですが、皆さんがプレーをする上でかなり参考になるコースが挙げられていると思います。
　★はこれまで私がプレーしたことがあるコース、☆はまだプレーしたことのないコース、Pはプライベートコース（原則プレー不可）、P(Avail)はプライベートコースですが何とかプレー可となっているコースです。P表記のコース以外は、毎年ゴルフツアーで利用をしていたり、手配が可能なコースとなっていますので、ご興味のある方は是非ご連絡ください。