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【Vol.3】 良いゴルフコースの条件とは


 私たちが良いゴルフ場だった、今日のは良くなかったとの感想を持つのはどういう基準からなのでしょうか?
例えば景観が良い、グリーンが速くて整備されている、スコアが良かった等の高評価がある反面、スタッフの態度、クラブハウスの雰囲気、遠距離等、プレーとはかかわりのないところで評価を受けるのはコース評価の公正さを欠いたものと考えています。
 「良いゴルフコースとは」を考える上でいつも参考にしているのが、ゴルフ設計家であった加藤俊輔先生のコースの査定基準ともいえるものです。加藤先生とは主に海外でのゴルフに7回ご一緒させていただきました。旅行中は色々なことに文句を言う、いわゆる年を取って偏屈、頑迷になった老人という感じでしたが、それでもゴルフの話になると一生懸命お話をされていたのが印象的でした。アイルランド、スコットランドのリンクスコースとピートダイの設計したコースが大好きな先生で、旅行中にはコースの評価について毎回沢山の事を学ばせていただきました。70を超えるコースを設計されながら、「日本のコースはだめだ」「だから日本の選手は海外で勝てないんだ」を口癖にされていました。ご自身で作られたコースも本当はこうしたかった‥との思いが強かったのではと受け止めています。

加藤先生が考える良いコースの条件とは-

1)ショットバリュー 最も重要な要素で正確にコントロールされたショットとミスショットの差がはっきりでるようにコースが作られている事
2)スコア作りへの手ごたえ ある程度以上の難度があるか
3)デザインバランス コース全体や個々のホールが物語のあるバランスで表現されているか
4)記憶しやすいこと 戦略性や趣、流れがホールを記憶しやすくしているか
5)審美性 自然景観の美しさはあるか
6)コンディション コースの整備は良いか

…等に加え、伝統、コースとして適地か、20メートル内外のアップダウンのある地形かなどの条件を挙げていらっしゃいます。この条件の中には、スタッフの態度、クラブハウスの雰囲気、遠距離であるなどのマイナス要素は含まれてはいません。

ちなみに私のコース判断基準はで大きなウェイトを占めるのは下記の2つの条件です。
◎グリーンの仕上がり状態 速くて均一であること
◎コースレイアウトがらみ 一言で言うとティーグラウンドやセカンドショットの際にどこにどれだけ打ったら良いかを常に考えさせる、恐怖を覚えさせる、挑戦意欲をかきたてる…等のコース

 実際に海外での高評価を受けているコースの中でも、サウスケープオーナーズクラブ(韓国)、ケープウイッカムリンクス(オーストラリア)、カボットクリフス(カナダ)等のコースはたどり着くまでに本当に長い時間を要するコースとなっています。加藤先生の判断基準をそのまま受け入れてはいませんが、自分自身で配点を変えながら、景観、ショットバリュー、フェアウエイコンディション、グリーンコンディションなどを基準にしてプレーされるコースを採点してみると楽しみが増えると思います。
(記)トラベルパートナーズ代表:平野井

ゴルフコラム3

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